ステンドグラス悪童日記

今日のこと。写真5連発

朝ーっ。
久しぶりに東京での日曜日。
知り合いのモザイク作家さんの個展を見に横須賀へ。
朝陽と共に目覚めました。


外苑の銀杏並木は見頃です。

駅に行く前にちょっと寄り道。
9時だというのに観光バスが3台。
今週で散ってしまいそうです。


ガラスの40代

逗子でバスに乗り換え葉山の先、秋谷の久留和海岸へ。
富士山がとても綺麗に見えました。
ギャラリーに行く前に海岸へ、娘さんが2人座って何か探している。
きっとガラス片だ、私も探した。茶は多いけどブルーやグリーンは少ない。紫、ピンクはもっと少なく3つしか拾えませんでした。
前に生徒が話してくれたが、海でガラスを探していると夢中になって1日中探してしまうらしい。分かる気がする。
ギャラリーで作品を見た後、また探しに来てしまった。
浜辺でシーガラスを探している40代がどう見えていたか。


今日、考えたこと。

きっとこんな景色を見たり、物思いに耽ったりすることが物作りに生かされるのだろう。
(作品にもよるが)
私は何年か前に、モザイクも勉強しようと石原新三先生の教室に通いました。
1目見てこの先生なら大丈夫(性格、作品いろんな面で)と思いました。
教室では朗らかなのに、見学者には話しかけるのが下手で、その不器用さがかえって好感が持てました。私も以前は生徒からすごくダメ出しされ、入会させる気がないんじゃないの?って・・でも押し売りみたいにしたくないだけだった。最近は良くなっただろうか?
モザイクは古典的なものから抽象的な物もあります。日本画をやっていたので絵画の基礎知識も。ステンドグラスでも日本画をかなりやった人は味わいある作品を作ると思います。
気がまわらず、作品の写真を撮ってないのでホームページを見てください。教室もしています。
スマイルアート
最近制作に関して思い悩むことも多いのですが見透かされているのでしょうか、工房に戻ってきて先生から届いたメールです。
『私はモザイクが好きで、なんとなくここまで来てしまいました。物を創るという事は厄介で愛しいものですね。何を創ったらよいのかと思い惑う時もありましたが、そんな時は、自作の作品が、微笑んでくれていたようです。』
真剣に物を創って来た人の言葉だからでしょうか、胸にしみました。自分には真剣味が足りないんじゃないか、こんなの作ってもしょうがない、とか、損とか得とか・・・
自分は教室の生徒さんに支えられ恵まれた環境にいると思います。続けて行けるチャンスを生かさないと周りにも悪い。悩みはまだ解決してなくても。
そんなことを考えた今日でした。
行って良かった。


青山通りのツリー

昨日、表参道の作品展を2つ見た後、青山通りのエイベックス前を通るとツリーが飾られていた。
サンタがお面を配っていて、あのお面の目から見る光は星型や♡型に見える。
実は去年たくさんもらって知り合いの親子にあげたらすごく喜ばれた。
欲しかったけど通り過ぎてしまった。
今の季節は好きである。いい思い出がある訳でもなく今年は良くなる予感もないが、冷気とイルミネーションが悲しげ(そう思うのは私だけ)でいい。
この季節は1人で仕事をしている時に流れるクリスマスソングを聞くのが好きだ。
ピーコックで買い物した後、遠回りだが引き返してサンタにお面をもらった。
覗くとハート型だった。ちらっと見て、すこしにんまりして、すぐに買い物袋にしまった。


サイン

私が工房を始めたきっかけ、みたいなことです。
写真は原宿団地からみた工房の入ってるビル(中央の車の裏)
原宿団地は来年取壊し、19階建てのビルになるそうです。
私が工房を設立したのは28歳の時、今から13年以上前のことです。
10年間修行して山梨に帰るつもりでした。3年半の経験しかなかったので、早すぎると思われていました。
当時のことを簡単に言うと。アートスクールに2年間行った後、大手の工房に1年半いました。
1人で制作したいと思い、奥多摩の山梨県側にある廃校をお借りする許可を役場でいただきましたが、すごく迷って『もう少し東京でがんばろう』と思い直した頃でした。
工房を始める『サイン』みたいに感じたのはその頃のことです。
1995年3月。池袋の東武美術館に絵を見に行きました。なぜか迷ってセゾン美術館につきました。そこでは安井賞展をしていて、大賞受賞していたのが同郷のわたなべゆうさんでした。私はその絵をとても良く感じました。
それから2ヶ月程して、実家で地方新聞を読んでいると、わたなべゆうさんの個展を東京の豪徳寺でやることを知りました。絵を見に行くと、他にも客はいたのにオーナーは私にだけお茶をいれてくれ、床の段差に座って話をしました。作品展をする場所を探していた私に、神宮前のギャラリーを紹介してくれました。「外苑前っていう駅は知っているか?」外苑前?出不精の私は聞いたこともありませんでした。
外苑前で降りると。あれ~なんか感じのいい街、静かで、雰囲気が良くて、センスいい。そこが青山であることも知らずにギャラリーを探していました。
こんな所で工房が出来たら・・部屋借りるといくらだろう?帰りに本屋に行き、50平米15万が目に留まりました。そんなに高くない。他にも4~5件チェックして後日探しました。
本命の部屋は最後に行きました。この角を曲がるとあるはず、そう思って先の方を見ると白い3階建て、蔦が絡まる趣のいい建物がありました。あそこだったらいいな~と思いながら近づいていくと、だんだんきっとここに違いない、と思えてきました。ビル名を見た時ちょっと興奮しました。(今では蔦はありません)
それからの行動は早く、室内を見て、父に借金(意外な程すんなりOK)。物件は先に予約が入ってましたが迷っているとのこと。そんな時は神頼み『神様一生のお願いです、私に譲ってください』(ウソっぽいけど本当のことです)神様一生のお願い、は過去5回ぐらい(一生が多すぎ)しているがいつもかなえてくれる。
母に後から言われたが「白い蔦が絡まる建物は予感みたいにイメージしていたものだ」と私が言っていたらしい。
それからその部屋は私に決まった。
すばやい決断力だった。(だが一般的に決断力とは、晩飯を何処にする?とか素早く決めた方が評価される・・・気がする。)
さて、決断させたことだが。見覚えのある顔が頭の中で一致したように。道に迷ってわたなべゆうさんの絵を見た時から、新聞、豪徳寺、白い3階建てが頭の中で1っ本の線でつながっていくように感じたからです。直感でも思い込みでも何でもいいが、はっきりとしたGOサインが自分の中で出ていました。迷いはなかったです。
それがサインのお話です。工房の運営の仕方なんて何も知らないまま始まりました。
わたなべゆうさんの絵を買ったとき、豪徳寺のギャラリーのオーナーは亡くなったことを聞きました。
次はその頃の苦労話。ではなく、よくみた夢の話もまとめてかきます。


残りガラスで。

1日中半端なガラスを決まったサイズに切り合わせていた。
そしたら半端のさらに半端なガラスができた。
個展でもしようかな~
ずっと考えているのになかなか実行できずにいる。
来年は大殺界の1番わるいやつらしい。
ひねくれ者の私が何かするにはちょうどいい頃かもしれない。


残りガラスで。

半端なガラスを38ミリ角に切り並べた所です。
これだけでも綺麗。
昨日は2回連続で休んだ男のヨガ教室に行ってきました。
前にも言ったが、怪しい所じゃないし、宙にも浮かない、それから男色家でもない。
最近は2人しか生徒がいなくて、いつ教室がなくなるかなって状態でした。
休んでる間に2人が入会。びっくりだ。
心の優しい私は新人さんに話しかける言葉を探していた。
靴下に穴の空いた年配の話やすそうな人の持っている携帯が目についた。
んっデコレーションされている・・・
「娘さんにやってもらったんですか?」
「プロの人につくってもらいました」
嬉しそうにデコレーションされた携帯がV字に光るのを見せてくれた。
2万円もしたそうだ。
どこか気になる人。
別に変な意味はない。と改めて言うことでもないが・・・


ステンドグラス作品となぜかばーさんの話

次回の作品展1番乗り。生徒作品です。
本当は夏の作品展に向けて制作していましたが、間に合いませんでした。
ガラスはとても細かく4ミリぐらい。コパーも細くて大変そうでした。
昨日は急に7~8年前に亡くなった祖母のことを思い出しました。
ベッドから落ちて2日だけ苦しんで92歳で亡くなりました。
今から26~7年前、私が中学生の時に、裏に住む家のお兄さんが交通事故で亡くなった。その時裏のおじさんは、胸騒ぎがしたのか眠れずに夜中どぶ掃除ををしていたと聞きました。
亡くなった知らせを聞いた時、ばーさんは「かわいそうだよー」といい終えると同時に泣きながら両手で顔を覆いました。
私はそれがとても意外だった。他人の家のことなのにそんなに泣くなんて。
うちのばーさんは、私の友人も怖がるきびしい人であった。30代半ばで旦那(私の祖父)を戦争で亡くし、15歳の息子(私の父)を筆頭に5人の子供を育てた。私の記憶の中ではインディアンのような深い皺が刻み込まれた人である。母にも厳しかった。
亡くなる1~2年はぼけ始めたこともあり施設にいた。「最近は仏のようだ」と穏やかに微笑むようになった祖母のことを父が言った。
私の想像力はいくらか豊かであるが、人の悲しみが分かる人間としては祖母にはなかなか近づけそうもない。
昨日はそんなことを考える日でした。


プロフィール

璃房ステンドグラス代表 五味理

五味理

ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと

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