璃房ステンドグラス

DIARY日記

友人のブログで知った作品展のサロンで・・・

 

食い逃げしそうになった。
会場を出た最初の角で、コーヒー代(菓子付750円)を払い忘れたのを思い出し、
相手から先に「お金~」って言われないように、走って戻る。
オーナー姉妹との話に夢中になり、支払いのことなど誰も気付かず帰ってしまった。
何も走って戻らなくても・・・気が小さい。
作品展では腐食をメインにステンドグラス作品を制作していて、自然光にとても綺麗でした。
今週から青山でも個展があるみたいですが、ステンドグラス界では大先輩だし、知合いではないので勝手に紹介はやめておきます。興味のある人は別にメールください。
今日はデザインを仕上げようと朝4時半に工房に来ました。(超珍しい!)
こんな日に限って、私のことを変人扱いする九州の変人が、昼から1ℓのペットボトルに焼酎を入れて遊びに来ました。
困ったことにこの酔っぱらい、何回かに1回は良いこと言います。
『ステンドグラスの意味って何?』
質問されてもあまり明確に答えられない。私はパネルで考えてしまうので、室内の空気感をかえる。非日常と言ったら大袈裟かもしれないが、ん~異空間もニュアンスが違うかもしれないが、外界と隔てそんな雰囲気に変換させる。そんな答えだった。
フュージングや接着、ティファニーなど、何でもかんでもステンドグラスっていうのが気に入らないらしい。
売れ筋は薄々気が付いているが、安易に売れればいいってレベルに下げたくないらしい。
「昔に出版した本の中の作品なんかいいんじゃない?」って言ったら。
「昔に逆戻りはできない。」って。
確かに正しいかもしれない。
一般的には絵付け(調子づけ)されたものをステンドグラスとういが、そういう意味とも違っているのだろうか?本人に聞いても答えてくれない。
意味がハッキリするまで作りたくないらしいが、自分でハッキリさせたらいいと思う。
あと、昔いろいろ言われて悔しかった。
『お前には絶対負けない。違いを見せつけてやる!』
そう思ったらしい、それは聞いてて気持ちいい言葉だ。
マイナスをプラスに変えてる。
そんなふうに仕事ができればいいな。
早朝から仕事モードだったが『災害にでもあったと思って』と本人が言っていたので、そう思うことにします。
昼からそんな話もおもしろい。いろいろ話せる人はそうはいない。