璃房ステンドグラス

DIARY日記

東京20年。

24歳で上京してこの4月で20年になりました。

ステンドグラス習得のため,故郷を離れ・・・
などと郷愁に浸るには中途半端な山梨を出て20年。(特急で1時間半、毎週帰る)
くだらないジョークでも考えている間に過ぎたような20年の月日。(犬の寿命ならもういないかも)
10年修行して戻るつもりだったのに『人生ってあっという間』あらためて思う。
否定的人間なので、残ってる時間は多くないと考えるが
残された時間、いい作品を残したいと思う。
余命幾ばくもない感じだが健康だ。
先週IKEAの帰り『見慣れない景色が見れるかも』
っと妻の提案でバスに乗る。
そのバスは駒沢公園を通り元アートスクールの脇を抜け渋谷駅に出た。
部活に夢中だった頃の関東大会の場所。
ステンドを習い始めた場所を久しぶりに通る。
一生懸命だった頃を思い出す。負けたくなかった。
思い出させようとしているのかな。
最近はいつも『今が』大事だと分かっていながら行動が伴わない気がする。
人生はいつの瞬間も枝分かれしていて、選ばなかった方の先には行けない。
そんな話を、私が最初に勤めた水晶研磨の職工のオヤジがしていた。
いい方を選び続けるなんてできない。でも選択は毎瞬間ごとにある。
1日0.01%でもアップして行けば20年経てばあきらかな差になる。(っかな?計算に弱い)
そんなことを考える。
最近はモクレンが綺麗に咲いてて、注文の予定もないけど何日も描きに行ってます。
これからの20年,うまく渡って行くには呼び水のような行動が必要で、
何か行動を起こすと,どこかで繋がっていて成果になる。
次はそんな実験的20年にしましょうか。
PS 妻とバスの待ち時間に和菓子を買う。
曙最中、桜最中を「あけぼのさいちゅう、さくらさいちゅう」とわざと読んでいた。
妻が小声で「あれはもなかって読むんだよ」(知ってるわ)