璃房ステンドグラス

DIARY日記

あの夕陽

っていう小説があり良かったな。
今日は恩師の教室展を見たあと、工房に戻り少し仕事。
夕陽が綺麗なことに気がつきました。
工房の窓から。

仕事に戻った数分後、もっと赤くなりました。

あの夕陽は、東南アジアに行った記者の話だっけ?淡々してたけど引き込まれました。
実家に帰ることもなくなり、読書の時間も2日で15〜20分ぐらいです。
先日、表参道のタリーズで本を読んでいたら
1つおいた隣で建築の打ち合わせをしていました。
「蔵のような建物にステンドグラスを入れたい」
その1言に、もう読書には集中できませんでした。
ステンドグラスという言葉が出るたびに、心臓はどきどき。
名刺を差し出しながら「実は近所でステンドグラスの仕事をしています」
どのタイミングでそう言おう。過去にこんなシチュエーションを夢想したこともあったかも。それが現実に隣でステンドグラスを欲しがっている人がいる。運命的な出会いだ!
でも私が取った行動は、胸のポケットに名刺を入れたまま、横を通り過ぎてしまいました。
チャンスはつかまないと巡ってこないのにね。
もう1〜2ヶ月前のことなので、偶然のアドバンテージに頼らず,公平な目で見た時に選ばれる工房ではなかったってことかな?
もっと多くの実績を積まなくては選ばれないと感じました。