璃房ステンドグラス

DIARY日記

今日、考えたこと。

きっとこんな景色を見たり、物思いに耽ったりすることが物作りに生かされるのだろう。
(作品にもよるが)
私は何年か前に、モザイクも勉強しようと石原新三先生の教室に通いました。
1目見てこの先生なら大丈夫(性格、作品いろんな面で)と思いました。
教室では朗らかなのに、見学者には話しかけるのが下手で、その不器用さがかえって好感が持てました。私も以前は生徒からすごくダメ出しされ、入会させる気がないんじゃないの?って・・でも押し売りみたいにしたくないだけだった。最近は良くなっただろうか?
モザイクは古典的なものから抽象的な物もあります。日本画をやっていたので絵画の基礎知識も。ステンドグラスでも日本画をかなりやった人は味わいある作品を作ると思います。
気がまわらず、作品の写真を撮ってないのでホームページを見てください。教室もしています。
スマイルアート
最近制作に関して思い悩むことも多いのですが見透かされているのでしょうか、工房に戻ってきて先生から届いたメールです。
『私はモザイクが好きで、なんとなくここまで来てしまいました。物を創るという事は厄介で愛しいものですね。何を創ったらよいのかと思い惑う時もありましたが、そんな時は、自作の作品が、微笑んでくれていたようです。』
真剣に物を創って来た人の言葉だからでしょうか、胸にしみました。自分には真剣味が足りないんじゃないか、こんなの作ってもしょうがない、とか、損とか得とか・・・
自分は教室の生徒さんに支えられ恵まれた環境にいると思います。続けて行けるチャンスを生かさないと周りにも悪い。悩みはまだ解決してなくても。
そんなことを考えた今日でした。
行って良かった。