璃房ステンドグラス

DIARY日記

偶然について考えること

今日はバイトをお願いしてパテ詰めをした。来週が取付けなので早めに乾燥させたい。
今日来た人はパテ詰めを10年ぐらい前からよくお願いする。
アートスクールの後輩だが、初めて電話した日の昼に名前も知らずに偶然会っていた。
独立してすぐの頃、自分のいた工房から助っ人の依頼があり、知り合いの後輩がダメで、代わりに紹介されたその人に電話した。
用件を伝え、今しているバイトのことを聞いた。
いろんな素材を扱う大きな店で、ガラスを販売している部署だった。
私はその日そこに行っていた。ガラスについて話した娘がいると言ったらその人だった。
1~2年に1度ぐらいしか行かないのに、昨日でも明日でもなくそのだった。
たいしたことではないが、偶然はやっていることが間違いではない道標のような気がする。
璃房を始めた頃、人の紹介で助っ人に行った先の社長が「君のお母さんに会っている」と言い出した。山梨出身で前にいた工房名を言うとそう言った。
山梨にステンドグラスの作品展をした時に話したらしい。
小さな偶然はいろいろあった。
最近はそんなことも少なくなった。
今日、バイトの娘に「進むべき道を示した方がいいと言われた」
いま、言われることに意味があるのだろう。