璃房ステンドグラス

DIARY日記

大人の男。

村上春樹の新刊が68万部だとネットのニュースで見た。
そんなことを知らずに、偶然昨日話題にしていた。
「20頃読んだノルウェイの森はつまらなくて最後まで読めなかった。30過ぎて読んだら、とてもはまった。」って。
本に出てくるヘンリー・マンシーニのディアハート(曲)は文章にぴったりだ。
「何回でも読み返せる作品です。それ以外の試金石はない。そのために、リズムのいい文章で人の心に届く物語を書きたい。それが僕の志です」と語っているらしい。
村上作品だけは捨てられない。読み返しても面白いのがわかっているから。なぜそう思えるのか理由は分からなかったが、他にはないリズムがあるのかもしれない。
最近の女流作家の不倫がなければ文章が書けないのかと思える。想像力はないの?少々うんざりしている。
この前読んだ三崎 亜記著バスジャックの中の短編で、3ページで40過ぎの私のピュアなハートを鷲掴みにするものもあった。『しあわせな光』だったかな。
村上春樹が翻訳した作品で『ライ麦畑でつかまえて』があるが20代でチャレンジしたが良さが分からなかった。今なら良さも理解できるだろうか。私もいろいろ経験を積んだ大人の男だ、42ちゃいになったのだから。やっぱ無理かも。
話を戻すが、ステンドグラスにもリズムみたいに人を惹き付ける要素あるのだろうか。
一見違いが分からないが、どこか違う作品。
何回見ても飽きない作品。華やかだけでなく、立派だけでなく、奇抜だけでない。
それには何が必要だろうか考える。先天的なものか日々の積み重ねか。
っと、すぐ仕事に結びつけてしまう。