璃房ステンドグラス

DIARY日記

善良な私。

実家に帰ると50枚入りマスクの買置があった。
岡崎のゴールは転んだ拍子に決まったかのようにもみえる。
鼠先輩の引退宣言はなぜか高橋尚子を思い出させた。引き際はダイアナ妃の陰に隠れたマザーテレサのように静かにひきたい。
昨日は6時30分甲府発のバスで帰ってきた。バス乗場で8人ぐらいの20代女性の団体が「道路の渋滞により新宿まで4時間です」と言われて乗車をヤメた。
私はいつも多めに時間を言うことを知っている。娘達のキャンセルにより席は空いていて良かった。(娘は好きだが娘達は嫌いだ)アイスコーヒーと本を買い、ささやかな自分時間。(ちなみに本は『夜は短し歩けよ乙女』私と同類だ)
1000,2000のナンバーが渋滞中に並んだ、時間が10:00ジャストの時だった。
バスが追い越した先にも1000がいた。10:01分のこと、しばらくナンバーを見続けていると不思議な気分になる。今度はぞろ目が重なる。
眺めながら占いのことを考えた。うろおぼえだが、骨の焼いた割れ方や,偶然出た数での占がある。占星術は統計だと聞いたが,統計とは関係ない偶然なことでもバカにできないと有名な心理学者が言っていた。
何かが数字の配列や骨の割れ方に変換されていて,それを読み取れる人がいるのだろうか。
考えたところで私が何を分かるわけではないが。
バスは4時間20分以上かかって新宿に着いた。雲間の満月が綺麗だった。
そう、日曜教室の後、生徒の友人夫婦にご馳走してもらった。真鯛とエビの香草焼き、レモンのドレッシングで。うまかった。今度は私がご馳走しよう。
いいことを考えた。
友人夫婦は2人だ。旦那、奥さん、私。旦那、奥さん、私の順でおごり合えば得ではないか。・・・そう考えた。
・・・んっ?なんかおかしい。
20秒ぐらい考えた後,得ではないことに気が付く。
善良な人というのは,悪いことを全然考えない人ではなく,悪いことを考えてもそれが悪いことではない人のことではないのか。っていうより頭悪すぎだ。