璃房ステンドグラス

DIARY日記

絵を見る。

 昨日は画家のわたなべゆうさんの個展に行きました。

甲府のギャラリーで1、2階に5~60点はあったでしょうか。
1つの作品が気に入り2~3回戻って見ました。
部屋に1人になったのでしばらくその絵の前にいました。
2階の部屋から階段を下りる時にも『もう帰っちゃっていいの?もっと見ていたいんじゃない』そんな気持ちになる作品も久しぶりでした。
1階は10人以上のお客さんがいてゆうさんは話し込んでいましたが、ギャラリーのオーナーと話しました。
離れづらい作品があったことを言うと「あの作品はゆうさんが1番気に入っている作品で、『自分が気に入ってる作品はいつも売れないので、あの場所でいい』とクーラー下の隅に置かれた」そうです。
ちょっとうれしかったです。
帰り間際、ゆうさんから「五味さんはどれが良かったの?」って聞かれました。
(名前を覚えてくれていました)
さっきの話をしました。「ああいう作風で作っていきたい」と言っていました。
言葉と作品に刺激を受けました。
15年前、安井賞展を見た時にわたなべゆうさん知ったのですが、本人の意図しないところで璃房は始まりに関わっています。その話も前にしました。
帰りの高速バスの中でいろいろと考えました。
渋滞も気にならず「いい作品を作りたい」って。
今日は制作モードにスイッチが入っていますが健康第一。米と味噌を買いに行きましょう。(額縁と写真&年賀状の紙も)
作業したい気持ちも抑えて長丁場を乗切れる管理も大事。
そしていつか『この作品の前でゆっくりしたい』と思ってもらえる作品を作っていければいいです。