璃房ステンドグラス

DIARY日記

雪化粧

年が明けた元日に帰省しました。
障害者の母は右手が使えず、カップのヨーグルトをよく振り、左手でそのまま飲みます。
口の周りがオバQのように白くなっていて、あまりにもおかしな顔だったので、思わず「変な顔ね~」とチビに言うと
ブゥ! 口いっぱいのヨーグルトを吹き出した!
食卓に  チビにおせちに  雪化粧  (芭蕉) 
うちのおせちは乳酸菌入りだよ~
決まった言葉しか言えないので「おでとうございます」と謝ります。
おやすみなさいも「おめでとうございます」です。
去年までの10年ぐらい毎週土曜の夜に帰り、日曜に東京に戻る生活でした。
母を寝かせた10時過ぎが1週間の中で1番ゆっくりできる時間でした。
ここ1年は、仕事や子供が生まれ、帰るのも月2回から1回ぐらいに減ってきました。
私は中学時代、誰より早く学校に行き朝練していたが、母は1日おきに泊まりの仕事をしながら、毎朝間に合うようにお弁当を作ってくれました。

学校1早く登校する私の、学校1早く弁当を作る人でした。それが当たり前だと思っていました。支えられてたことを、最近になって感じています。

それがあったから頑張れたのかな。いつも期待に応えるように、もしかしたら褒められたいから。っと思うこともあります。
帰省する回数は少なくなったけど,その時間分頑張りましょう。昨日からフルスピードで仕事しています。
今も誰かに支えられているのでしょうから。
教室の方は,もっと頑張れと生徒さんから聞こえてきそうです。
まだ工房は散らかっしっぱなしなので明日片付けます。
こんな感じですが、今年もどうぞよろしくお願い致します。