璃房ステンドグラス

DIARY日記

教室展3日目

昨日は雪でした。雪のステンドグラスもいいものでした。
雪の中来ていただいた方々、感謝いたします。
ステンドグラスには大きく分けてコパーとケイムという技法があります。
細かな作業や教室の多くはコパーテープを使うもの。
住宅用にはH型のケイムを使う場合が多いです。
ケイムにもラウンド、面ハンダなどの違いもあります。
また、別の見方からすると絵付けする、しない。ということ。
絵付けの方が本来のステンドグラスの意味になります。
前々回絵付けをズルして仕上げています。っと書きました。
そのズルの方法です。
先週の金曜窯入れだったので、できれば1回の焼きで済ませたい。
表裏1っぺんに線書き調子付けをします。それも2枚。

アンティークの薄い物は2ミリ、重ねてもケイムに入ります。それなら1回の窯入れでも。
と思ったのですが『これでは出品できない』焼き上がりの土曜日、再度窯入れ。

2回目、納得いかなかった首の辺に手を入れ、あ〜そこがよりイマイチな感じに。
(手で持っているところ)
ん〜やるか!(最後にとっておきのずるしました)
ブランクあり過ぎ、練っていたグリザイユには2013年って書いてある年代物だし。
(使わずに古くなっただけです)
ま〜これで上手くいったら、毎日やってる人に悪いし。
(言い訳だけは上達している)
ただ2枚の線を合わせるのはそれなりに難しいことです。特に目が。
もう1つはいつもの感じ。

これは5〜6年前に恩師の工房で腐食させたいただいたものです。
大作の試作品だったはずですが。今頃使われることに。
何ができるかな?跡、のような作品です。これにもひと工夫しています。
作り方など質問してください。
私の作品は4作品。教室の力関係で隅の方においやられています。