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スリランカの旅(2)
暑いイメージのあるスリランカでも、中央の丘陵地帯の気候は温暖。
その中心、山々に囲まれた盆地キャンディは、北から南下したシンハラ王朝最後の都、イギリスに滅ぼされるまで300年以上続いていた。仏陀の歯を祀る仏歯寺がキャンディ湖のほとりにある。
町中、至る所でトゥクトゥクが走る。
年に1度、仏歯が入った仏舎利が象に乗せられ町中を練り歩く。色とりどりの衣装を身にまとった象たちと、伝統的な音楽と舞踏のグループが壮麗な行列をつくる。
祭りの時はPM5時から11時まで、街の出入りができなくなると聞いた。
(実際は9時過ぎでしたが)
ムチを振り回し爆竹のような火花を散らした後、歩いてきた象に神聖さを感じた。
音楽と踊りが続くのは、いろんな連がでる阿波踊りと似ている気がします。
義姉のパートナー、ファーミー(スリランカ人)も一緒だったので、コネでクィーンズ・ホテルの最前列で見れました。
3、4日目のキャンディには2泊。シナモンシタデルホテル(キャンディ)
泳ぎは苦手な私、ちびに借りた浮き輪でプールサイドのちびを目指すのですが・・・
「パパ遠くなってるよ」えっ本当?足をバタバタさせるたびにさがっていきます。
自分でも笑ってしまいました。「流れがきつかったんだよ」(プールですけど)4歳のわりに大人びたフォローに励まされました。
マハウェリ河沿いの静かなホテルです。落ち着いて本が読めます。
シャワールームですべったちびが角で後頭部を打ち出血しました。鈍い音がしたので心配しましたが、医者ではこれぐらいたいしたことないよ。って感じです。ファーミーも8人兄弟、小さいことにはかまっていれない。
1つ気になったことが、ファーミーが診察前にお金を払ってました。義姉の説明だとそれで順番を飛ばすみたいです。すぐ診てくれました。渡る世間は金しだい、か〜。
仏教が70%あとはキリスト教、ヒンドゥー教、イスラム教が約10%ぐらい。
祭りの街では金属探知器に通される人が、よく見るとより黒い人たちで、過去にテロを起こした民族が検査されているようです。
5日目は海岸にあるゴールに向かいます。
スリランカの旅
1週間の旅でした。今朝帰りました。
スリランカの面積は北海道よりやや小さく、1972年にイギリスから独立。ポルトガルやオランダにも支配されていた歴史があります。主な産業は紅茶と宝石。日本から9時間で着く。
どのホテルもプール付きでした。プールの外はインド洋です。
1日目ジェットウィングホテル ネゴンボ
そして夜はブッフェ。こんな感じです。
夜遅くまでダンスと音楽が鳴っていました。
南西の海辺、首都コロンボから、中央のシーギリアまで車で3〜4時間。
2日目はジープに乗りミンネリア国立公園へ。
こんなにいるけど野生の象です。
今回のホテルは。アリヤホテル(シギリヤ)
階段を上ると開けた視界に広いフロント。
プールも大自然の中です。
3日目はシーギリアに。昔、岩山の上に豪華な王宮がありました。
めっちゃ怖いんですけど。手すりがスリランカ製ってこともあり・・・
ちびも自力で登りきりました。途中までは地元のお姉さんに手をつながれ、1番怖い所は勝手にガイドが手を取り登りきりました。チップを請求されたけど「そっちが勝手にやってんだろう」と応じませんでした。それが祟ったのか後日ちびに災難が・・・
もっと怖い所はカメラを持てず写せません。ちびを口実に登るのやめようかと思ったぐらい。
父を殺し王の座についた王子は平民の母から生まれ、腹違いで王族の母を持つ弟からの復警を恐れ、狂気ともいえる城を築いた。
世界のあちこちにそんな建築物は多いだろう。狂人の強靭な精神力がなければ『ことはなし得ない』かもしれない。
この後、ちびご希望の象に乗り、中央の古都キャンディに移動します。
2018年8月16〜8月23まで夏期休業です。
16日〜23日まで夏休みをいただいています。
電話、メールのチェックもできません。
ご迷惑をおかけしますが、ご連絡は24日以降にお願い致します。
21(火)22(水)の教室はスタッフが対応します。
この間のみ電話が通じます。
色検査
鳥のステンドグラス、カットが終われば色検査です。
このままでもとても綺麗です。
施主様は白が気になったみたいですが、写真より違和感ないことを伝え、私が気にした緑を濃く、オレンジを薄く、ストリーキーも1部切り直しました。
背景のブルーもグリーンのひし形も、下から上にグラデーションをかけています。
ご確認していただいたら制作です。
ケイムの太さを変えながら、組んでいきます。
鳥のデザイン。
3年前に設置したお客様から、再度のご注文です。
桜のステンドグラスの向かいに取付けるので、シンプルで淡い色合いをご希望です。
鳥のデザインも見てみたいとのご希望で2パターン描きました。
最終的に2つを合わせたデザインに決定です。
リビングの吹抜けに設置します。
最初の作品が桜と菖蒲で華やかなデザインなので。こちらは透明感のあるガラスを使用します。
アンティークガラスがご希望です。
再度のご注文は、前の作品を気に入っていただけてると感じられ、とても嬉しいです。
人生初の・・・
チャン チャ チャ〜ン
チャン チャ チャ〜ン
チャン チャ チャン チャ チャ〜ン
よく行く人はどこに向かっているか分かるでしょう。先日行ってきました!
人生初のディズニーランド!ちびだけじゃなく私もです。(まさか私が・・・)
最高気温36°予想の猛暑の中、駅からダラダラ歩くちび。
最初に海賊の乗り物乗ったあと「もうお家に帰ろう」って (おいおいっ)
でも妻の友達家族のお姉ちゃんに手をつながれ、待ち時間も平気そうでした。
『わぁ〜綺麗なドレス!』
『20〜30万ぐらいならボクが買ってあげるよっ!』
豊島園ではフリーパスを無くし(妻が)諦めたメリーゴーランドも乗りました。
夕方には綺麗な雲。
3〜4時には飽きるな、と思ったら夜のパレードまでいました。
(ブタの顔が怖い)
ジャングルを進む船とか,西部の列車(乗り物名が分からない)は喜んでいました。
暗い建物内の乗り物より、トムソーヤの島で走り回る方が楽しんでいました。
私もクマのプーさんの乗り物には感心しました。
飽きたら読もうと思った本も広げないまま。
混雑を避けあきらめた花火も、駅で晩御飯を食べ終えた後にあがるのが見えました。
(は〜やっとビールも飲めた)
今日、夜の教室は台風のせいか韓国から来た体験の方が1人です。
バラのパネル。
リフォームして明るい光が差し込む窓に、花のステンドグラスがご希望です。
いただいた資料を元にデザインしていました。
葉は伸びやかにバランス良く、凛とした1輪の薔薇です。
外側には型ガラスが入っています。
ガラスはアンティークに拘らず、マシンメイド、オパールセント合わせて制作しました。
撮影は上手にできませんでしたが、室内の落ち着いた色合いの中のワンポイント、似合っていました。
取付途中に奥様のピアノの練習が聞こえてきました。
リラックスできそうな空間のお手伝いできたかな。
工房で撮影しました。
薔薇は3種類の赤を。葉もアンティークのオパック3種類バランスよく配置しました。
クリア2種の違いも分かります。アンバー、アンティークのクラッケルも効果的です。
最近では男性もステンドグラスに興味を持つ方が多くなりました。
今回もご主人様が「ここにステンドグラスはどうだろう」と思いついたみたいです。
ガラスの色検査もご夫婦お二人で来られました。
ご主人様のご希望でしたが、奥様にも喜んでいただけました。
外から眺めたとき、型ガラスでステンドグラス見えないかと思いましたが、夜の光にぼんやり浮かび上がるのでは、と感じました。
デザインにも熱心に関わっていただきました。
ご依頼ありがとうございました。
千葉県 柏市 個人邸 リビング東向 2018年7月
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でっちのステンドグラス工房。
2011年から璃房に修行に来ていた中川円(でっち)が工房も持ちました。
HPを新しくしたので紹介します。
ヴィトレイユ・マドカ(←クリックしてください)
でっち作品
「丁稚奉公させてください」と大阪から来たのは2011年、東日本の震災直前でした。主人と別れてでも、と言うぐらい強い気持ちでした。
新幹線で来て、数日働いて大阪に戻る。しばらくして東京に部屋を借りて、東京⇄大阪を行ったり来たりしていました。数年前からご主人さんの転勤で東京暮らしをしています。
私の暴言に耐え、ブログのネタにされながら、東京山の手線の中に工房を持ちました。
よく頑張ったと思います。打たれ強いのも利点です。
一生懸命教える姿は、私も真似できないくらいです。
少人数制で、まだ人も少なく大歓迎してくれるはずです。
そんな中川円の教室に興味のある方は、今すぐ上のホームページをクリックしてください。
それから、ここから下は読まないでください。(無理か)
・・・これくらいでいいか これくらいでいいのか。褒めるのは。
なんぼなんでも近すぎないか?
なんで同じ神宮目3丁目なの?
しかも1つ角曲がった所じゃん。(潰す気かっ!)
璃房で体験できない日はでっち工房を勧めています。
体験代の30%をいただいています。(ってないない、ケチッ!)
月謝は璃房より3千円高いです。
その3千円は毎月璃房へバックして (もらってないわっ!)
金じゃないとなると、あれか、大人の事情か。
初めて来た時でっちは30前半の人妻、私は独身でした。
そんな2人がっ
ってないないないないっ そんなのあるかっ!
私の「河内長野にとっとと帰れ」助言を無視してやってます。
ま〜一生懸命教えてるのは事実かな。
しかも悪運強いことに、璃房は今午前の部は満席です。午前中の体験、受講したい人、恐いもの見たさの人はでっち工房にぜひどうぞ。
桜の窓パネル。
バラの窓と同じお宅のステンドグラスです。
バラが具象なので、もう1枚はシンプルにする予定でした。
桜も見てみたいとのご希望があり、そちらを気に入っていただきました。
ブルーを使うのもリクエストにお応えしました。
1F玄関脇に設置してあります。
設置前。隣家の様子がよく分かります。
ステンドグラスが入ると背景の変化もパネルの1部になります。
ブルーとピンクを合わせるのも多少難しかったですが、話し合いながらイメージを合わせていきました。
工房で撮影した写真です。
オパックのピンクを引立たせる淡いアンバーが綺麗でした。濃すぎやしないか心配だった青のストリーキーも良かったです。ピンクはフリモント、他はランバーツ。全てアンティークガラスを使用しています。
作品展があった時に、施主様と私の知人同士が知り合いと分かりました。
その方達も取付に駆けつけ、賑やかな取付けになりました。
(ビールを飲んで帰ったそうです)
豊島園の近くだったので、最初の現調の日も取付けも家族で豊島園に行きました。
逆に施主様は、よくこの界隈をウォーキングしていたそうです。
昔の地形など見せていただきました。(ブラタモリみたい)
設計段階から工房へも熱心に来ていただきました。
長くお付き合いしていただいた仕事も無事終了です。
ご依頼ありがとうございました。
練馬区 個人邸 玄関 北向
500×600
あの夕陽
っていう小説があり良かったな。
今日は恩師の教室展を見たあと、工房に戻り少し仕事。
夕陽が綺麗なことに気がつきました。
工房の窓から。
仕事に戻った数分後、もっと赤くなりました。
あの夕陽は、東南アジアに行った記者の話だっけ?淡々してたけど引き込まれました。
実家に帰ることもなくなり、読書の時間も2日で15〜20分ぐらいです。
先日、表参道のタリーズで本を読んでいたら
1つおいた隣で建築の打ち合わせをしていました。
「蔵のような建物にステンドグラスを入れたい」
その1言に、もう読書には集中できませんでした。
ステンドグラスという言葉が出るたびに、心臓はどきどき。
名刺を差し出しながら「実は近所でステンドグラスの仕事をしています」
どのタイミングでそう言おう。過去にこんなシチュエーションを夢想したこともあったかも。それが現実に隣でステンドグラスを欲しがっている人がいる。運命的な出会いだ!
でも私が取った行動は、胸のポケットに名刺を入れたまま、横を通り過ぎてしまいました。
チャンスはつかまないと巡ってこないのにね。
もう1〜2ヶ月前のことなので、偶然のアドバンテージに頼らず,公平な目で見た時に選ばれる工房ではなかったってことかな?
もっと多くの実績を積まなくては選ばれないと感じました。
プロフィール

五味理
ステンドグラス制作や教室のこと、日々のこと
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