璃房ステンドグラス

DIARY日記

ステンドグラスとの出会い2

本屋でステンドの本を立ち読みした後、ステンドグラスがだんだん気になり出しました、そんな頃山梨の地方紙に田ステンドグラスの田畑さんの記事が掲載されていました。
ちょっと勇気がいりましたが、電話をかけ、単刀直入に「ステンドグラスで食べていけますか?」と聞きました。「サラリーマンと一緒で食べていける人と食べていけない人がいる、迷っていたら始めてみたらどうですか」と答えられました。
アートスクールが気になりだしていた頃で、取り寄せた資料の予想外の授業料の高さと、閉鎖的な盆地生活に慣れた山梨県人の私が東京の渋谷なんて不安でいっぱいでした。
でも東京行きを決めました。たぶん相談しなくても入学していたでしょう、でもちょっと勇気をいただき、背中を押された気がしてこの業界に入りました。
あれから16年。プロとして12年になります。誰か迷っている人がいれば相談に乗る気はあります。でもまだだれからも相談されません。
「迷っているなら始めましょう。やらずに後悔するならやって後悔した方がいいじゃないですか」って言ってあげましょう。
でも苦労することは内緒にしておこう。