璃房ステンドグラス

DIARY日記

金沢の旅

4、5日と金沢に行きました。
4日の朝、東京駅に向かう電乗に換えると周りにはやけに女性が多かった・・・多すぎた。ハッ!と思い左右を見ると全員女だった。1駅で隣に移ったが、女性専用車両と気付いてから次の駅まで時間が長く感じた。
健さん(高倉)のように愁いをおびた表情で日本海を眺めるはずの旅だったのに。
朝、おでこから湯気が出そうな私は温水のようだった。(おんすいではない、ぬくみず)

悲しいイメージの日本海も心なしか笑って見える

山城温泉には3時前に着いた。1人には広すぎる部屋。高台で眺めがいい。
お茶を4~5杯のみながら本を読む時間がとても心地良かった。
用意した本はスカイ・クロラとロリータ。ズームーデイズ(井上荒野)は前の日に読み終えた。105ページぐらいから面白くて一気に読んだ。最初はつまらなかったのに、読み終えると余韻の残る物語だった。
広い風呂に1人だった。部屋は暗くて怖かった。

次の日は、地元の作家さんと待ち合わせ。お勧めの回転寿しで昼食。21世紀美術館のカフェで今日2回目の『両手に花』(人妻の本人達がそう言っていた)状態。
金沢に転勤になった元生徒にも前日にメール。11月に勤続何周年で2週休んだので半休も無理。もう1日いればアテンドしますって。
アテンドってなんだ?
総入れ歯安定剤か。とメールすると。「金沢を堪能してくださいませ」と冷めた感じで返事が来た。
しまった!介護用おむつの方だった。
私の切り返しは人をあまりいい気持ちにさせない。
写真はアットプラットホーム。金沢で今やっている街に点在するアート。
21世紀美術館は、作品も知らずに行ったが、良かった。もっと見たかった。三葉虫の化石もあり見入ってしまった。
帰りは新幹線で3時間遅れた。しかも高崎まで戻って在来線に乗れと言われもどった。ビール2本飲んだら。こんな旅もいいかな~っとちょっとハイになった。
そんな旅でした。