日記
割れたガラスの修理。
ステンドグラスは物の当たらないところだといいのですが、通行量の多い場所は危険ですね。
他社製品ですが、これまで何度か修理しています。
物が当たったような割れ方をしていました。
マルトリンヌで叩き割り取ります。
掃除後、パテを入れガラスを差込みます。片面はぎりぎり小さく、もう1面は2㎜大きくカットし行って来い。固定はコーキングです。
真鍮の補強が横2本、クロスで2本入り丈夫なのでこの方法で修理しましたが、応急処置でしかないので1度ばらして組み直しをした方が良いです。管理会社にもそのことを伝え、次回割れたら制作した工房にお願いするように連絡しました。このやり方だと2m以上あるドアの取外しや運搬などなく安価でいいのですが。
修理のご依頼で1番悩ませるのが、それ自体は難しくないのに、取外し付け、梱包運搬の往復、などに費用がかかることです。
割れない場所。負担のかからないガラスの形。ガラスとケイムの隙間の多さや、ガラスにかかるケイム(コパーも)の幅で強度も左右されます。割れない作品作りをするのがいいですね。
先週の教室後の夕陽が綺麗だったので。
工房から見える西の空です。